診療のご案内

専門外来

*

Onco-Nephrology
(腫瘍腎臓内科)外来

火曜
午前・午後29診
担当医:村島 美穂

近年、悪性腫瘍の治療は飛躍的に進歩しました。一方で、悪性腫瘍患者さんの高齢化、予後改善に伴い、様々な併存疾患を抱えたハイリスク患者さんに抗癌剤治療を行うことが増えてきました。この外来は、抗癌剤による腎機能の悪化やもともと腎臓の病気をお持ちの患者さんの抗癌剤治療を、癌治療をされている各科の先生と協力して行っていく外来です。

学療法を受ける患者さんにおける腎機能について

化学療法を受ける患者さんの中でもともと腎機能の低下した患者さんが多いこと、化学療法中の腎機能低下の割合が高いことが調査からもわかります。

  • 慢性腎臓病合併患者が全体の25%
  • 化学療法開始3か月以内の30%以上の腎機能低下13.9%

*化学療法室で2015年から2019年までに行われた化学療法9218例を対象とした調査

瘍腎臓内科外来で行う
癌患者さんの治療について
  • *

    急性腎障害の原因の鑑別と治療(場合により腎生検の適応も)

  • *

    化学療法開始後に、急性腎障害を起こした場合に、
    抗がん剤を再投与できるかどうかの判断に寄与

  • *

    慢性腎臓病合併患者の
    癌治療について協力

*